烟台に用事があったので、ついでに半日ほど観光してきました。
青島北駅から烟台までは高铁で1時間ほど。今回は朝8時半に着きました。
最初の目的地は烟台市博物館。丁度バス停の近くなのでバスで行くことにしたのですが……二维码が使えない!烟台市民卡はそもそも开卡できず、登録できた乘车码も違うらしく、烟台は身份证がないと使えないようです。「もうそのまま乗ってて!」と言われ、結局無賃乗車することに……。
9時少し前に博物館に着きました。開館待ちの人も何人かいました。外に烟台に縁のある偉人の像があったので見学しつつ待ちます。
9時ぴったりにオープンしたので入場~。3階建ての博物館です。1階から2階の半分は烟台の歴史についての展示、残りは玉や家具などのテーマごとの展示でした。
1時間ちょっと見学して、次は所城里へ。博物館からは徒歩10分程です。
所城里はいわゆる老街。古い街並みをリノベして観光地化しています。入口の門は登れるようになっていて、街並みを一望できます。
ここでのお目当ては、りんご!烟台名産のりんごを使ったフレッシュジュースを飲みに来ました。
この广兴果园というお店は1871年から続く老字号、老舗だそうです。先ほど見た博物館の展示の中にもこのお店の名前がありました。
ジュースと、お土産にりんごとりんごチップスを買いました。ジュースは加微信で1杯10元。すっごく美味しかった!帰宅後りんごチップスを食べてみたらこちらもとっても美味しかったので、さっそく淘宝で注文。
次はちょっと早めのお昼ご飯で、蓬莱小面を食べに向かいます。8鲜蓬莱小面というお店で、所城里からだと徒歩10分。
道中、あまり見かけない色合いの建物があったので調べてみると、福建会館という施設で見学可能とのこと。せっかくなので見てみることにしました。
建物の装飾を見ていて思い出したのが、広州で見た陈氏书院に似ているな~ということ。南方らしいデザインなのかな?
福建会館から蓬莱小面までは徒歩3分くらい。
蓬莱で食べて以来、すっかりお気に入りになった蓬莱小面。とろみのあるスープが麺に絡んで美味しいんです。多分日本人は割と好きな系統のはず。青島だと台東に蓬莱小麺を食べられるお店があります。
次の目的地は朝阳街。
所城里は明清朝の老街。朝阳街は民国期の老街です。所城里と同じく映える网红スポットがいっぱい。スタバや泸上阿姨もおしゃれな店構えになっています。
最後は烟台のプラハと話題の渔人码头へ。着いた頃には曇り空になってしまったのが残念。
わざわざ来てみたけど……青島の方がプラハ度高くない?笑
今回は行かなかったけれど、近くにある『千と千尋の神隠し』のような海中につながる線路も人気のフォトスポットです。みんな一時間くらい並んで写真を撮るらしい……!
半日の観光でしたが、有名所は大体回れて満足!渔人码头以外の観光スポットは徒歩で回れたので便利でした。