全く緊急性はないのですが、警察に通報する機会があったので記録に残しておきます。通報したのは夫ですが、人生初110番&初パトカー乗車でした。
香港中路に不審者が出る
近頃香港中路（浮山所站～燕儿岛路站間）に、「美女，我想保养你」とか「你知道为什么叫你吗？」とか声をかけながら少しの間着いてくる不審者が出没します。他にも色々喋っているのですが、残念ながら私が聞き取れたのはこれだけ……。
青いチェック柄のウールっぽいスーツで、茶色い鞄を持ったおじさん？おじいさん？です。2回遭遇したのですが、2回とも同じ服でした。
特に暴力を振るったり露出をしたりということはないのですが、近くを通る方は念のため気を付けてください。ちなみに、遭遇時間は14~15時前後でした。
日本にもかけてくるタイプの人は沢山いるので私はそこまで気にしていなかったのですが、夫に話したら「小鹿は妊婦なのに2回も声をかけてくるなんて！」と怒ってしまい、通報することに……。
通報するとこうなる
110番すると電話担当の人が出るので、通報内容を話します。银座の前で直接話を聞けないかと言われ、丁度車で浮山所站の近くに行くところだったので了承しました。
到着したのでまた110番に電話すると、今向かっている途中とのことでしたが……そこからがまあ長かった！結局警察が来たのはなんと、到着の連絡から45分後！！！遅すぎ！！！！
「お待たせ」の一言もなく若干横柄な態度で通報内容やら身分証番号やらを確認され、派出所に行くためにパトカーに乗るように言われました。
派出所ではまず私服警官？が対応してくれ、また通報内容を話します。そして、今回は証拠となるものがないので具体的なことは何もできないこと、次に遭遇した時の対処法を優しく教えてくれました。
（対処法は監視カメラがある場所に誘導すること、こっそり録音すること、安全のために人通りが多い場所に移動することなどです）
その後、別の警察官の事務所の中で調書を作成しました。また通報内容を説明し、警察官が通報内容を発生日時や不審者の特徴などを手書きで記入していきます。デジタル社会の中国なのに、急にアナログでびっくり。
全ての用事が終わりようやく自由になると、そこに私達を連れてきた警察官の姿はありませんでした。どうやら帰りは自力で帰れということのようです。先に言ってくれれば自分達の車で移動したのに……。
やたらと時間がかかるし面倒臭いし不親切だし、もう二度と报警したくないな～！というのが私の今回の感想です。
