突然ですが、私は青島で出てくる羊肉が食べられません。
臭みが強すぎて、喉が飲み込むのを拒否するんです……。
なんなら羊肉を投入した後の火锅も好きじゃないという苦手っぷり。
でも、ヒツジの肉自体が嫌いなわけではないんですよ。
北海道で食べたジンギスカンと、モンゴルで食べた塩ゆで&しゃぶしゃぶはクセもなくて美味しかったです。
嫌いどころか、「また食べたい!」と思うくらい好きな味でした。
それなのに、どうして青島の羊肉は食べられないのか。
一度冷凍すると味が落ちるのかな?とか、広大な大地で放牧しないとダメなのかな?とか勝手に色々理由を想像していたんですが……。
手扒羊のお店に連れて行かれそうになったのを機にきちんと検索してみたら、こちらの記事
羊肉はヒツジ肉ではなくヤギ肉だった?!台湾におけるヤギ・ヒツジの区別 | 《台湾茶藝館 狐月庵》《台湾茶カフェ 狐月庵》
を見つけまして。
夫にヒツジとヤギの写真を見せて、「普段食べてる羊肉はどっち?」と聞いてみたんです。
そしたら、ヤギの方を指差すじゃありませんか!
「ヒツジも食べるよ」とのことですが……。
やっぱりというか、びっくりというか……動物のヒツジとヤギをどっちも羊と呼ぶことは知っていたはずなのに……。
思い込みって怖い。
中国語学習者や中国関係者にとっては当たり前なのかもしれませんが、私はめちゃくちゃ衝撃を受けました。
自覚のないまま未知の食材をいただいていたことにも驚きです……。
今までヤギを食べ物として見てこなかったので、余計にびっくり。
言われてみれば、食べ物なのも納得なんですけど。
これから中国で羊肉デビューする人は気を付けてくださいね。
その羊肉、ヤギ肉かもしれませんよ……!