【中国】丹東編~北朝鮮を見てみたい~

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偽満皇宮は見た、ハルビンには行った。さて、次はどこに行こう……。
ということで調べていると、遼寧省の丹東というところに万里の長城の東端があるらしい。『虎山长城』(虎山長城)というそうです。

 

この虎山長城は2009年に東端として認められた、新しい長城だそうです。
発見されたしょぼい遺構を修復し、プロパガンダも兼ねて長城東端として公開しているのだとか。

 

しかも、この虎山長城、一歩跨ぎというスポットがあって、北朝鮮が目と鼻の先に見えるそうです。陸続きって素晴らしい!

入国せずにただ眺めるという発送はなかったので、目から鱗でした。

 

雪が心配だったのですが、天気予報も曇りだったので、行ってみることにしました。

目次

[:contents]

 


今回乗るのは5時52分長春駅発、8時52分丹東駅着の便。
乗車賃は片道215元(約3500円)でした。

朝の4時、暗闇の中を長春駅目指して歩きます。
早朝なので、バスも地下鉄も動いていません。

 

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中国で列車に乗るときは、遅くとも発車時間の1時間前には駅に着くようにしています。

理由は、チケット窓口&入場検査でかなり並ぶから!

さらに、窓口と入場口が離れているので迷子になりやすいのも理由のひとつです。

一度乗り遅れて以来、空港並みの気合いを入れて待機するようにしています。

が、さすがに時間が早すぎたのか、特に並ぶこともなくスムーズに入場できました。

 

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二等座席なのにテーブル付き。
びっくりしすぎて、3回くらいチケットと座席番号を確認しました。
乗客が少ないから、二等座席でも一等車に乗せているのかな?ラッキー!

早起きの睡魔には勝てず、乗車中は爆睡でした。

 

丹東駅からはバスが出ていると聞いていたのですが、見つからず……。
時間が惜しいので、タクシーに乗ります。 

丹東駅はタクシー乗り場もバス乗り場も出口の目の前。
タクシーは次から次へとやってくるので、すぐに乗れました。

丹東駅から虎山長城までは39元(約600円)でした。

 

道中、運転者さんが友達に電話をかけていました。聞こえて来たのは俺、今日本人乗せてるんだよ~。という感じの会話。
丹東は日本人があまりいないんでしょうか。
話のネタにしてくれるなら、乗車したかいがあったと言うものです。

 

途中、運転手さんから気になる一言が……。

「雪がちらついてるから、長城が閉まっているかもしれない」

一応事前に雪景色の中長城を歩く人の写真を確認し、冬でも開いているだろうと予想して来たのですが……。

 

虎山长城(虎山長城)

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到着してみると、まさかの?やっぱり?閉門中!!!
そもそもチケット売り場に人がいません。
「欢迎光临」の文字が虚しく流れます。

 

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遠くからそっとそのお姿を拝見し……。

東端の看板?も撮影します。

 

この時では7000円を無駄にしたショックでひたすら落ち込んでいます。
こんなことなら部屋でゴロゴロしていればよかったんだ……。

 

せっかくなので、時間が余ったら行こうと思っていた安東老街へ行きます。

虎山古城から安東老街までは45元(約700円)
長城まで乗せてくれたタクシーに、また乗せてもらいました。

 

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その道中で、気になるものを発見……。

北朝鮮がある方向へ真っ直ぐ伸びる、橋。時折トラックが通行するのが見えます。

 

安东老街(安東老街)

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建物の中に老街を再現した観光スポットです。
巨大なフードコートになっています。

 

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このフードコートは謎の日本推しで、たこ焼きやらお好み焼きやらイチゴ大福やらと、見慣れた食べ物が並んでいました。

そんな中、私が食べたのは关东饭团。
単語としては関東おにぎりの意味ですが、そこに私たちの知るおにぎりの面影はなく……。

ピーナッツやマヨネーズ、卵などの具を混ぜ込んだご飯を菜っ葉で巻いたものです。
おにぎりというよりライスロール。ですが、どうやら中国ではこの姿が正しいようです。
でもこれがすごく美味しかった!

美味しすぎて、一気に食べてしまったので写真がないんですよね……。
もったいないことをしました。

 

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お腹も満たされたので、一旦バスで丹東駅に戻ります。
写真は駅前の巨大な毛沢東。

 

タクシーから見えた橋を目指して歩きます。
丹東の雪は、水分多め。関東の雪に似ています。
それが溶けかけていて、靴の中までぐちょぐちょです。


これで足が冷えたせいか?この3日後くらいに盛大に風邪を引きました。お馬鹿。
時期が時期だけに、もしや新型肺炎だったのでは……。

 

鸭绿江断桥(鴨緑江断橋)

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さて、この橋ですが。
私は橋が二つ並んで架かっていると思っていたんです。

 

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ですが、地図を縮小すると……途中までしかない!

 

実はこの短い方の橋、観光スポットになっていて、歩けるんです。
全然そんなことは知らず「なんか橋あるなー、見に行ってみよう」くらいの気持ちで来たので、思わぬ幸運に恵まれました。
名前は『鸭绿江断桥』(鴨緑江断橋)。

この橋は建設中なのではなく、名前の通り壊されてしまったんですね。

 

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長い方の橋は『中朝友谊桥』(中朝友誼橋)。
こちらは普通に使われているようです。
が、ふと地図を見たら、こちらの橋も短くなってる……!
新型コロナで北朝鮮が国境を閉鎖した影響でしょうか。

 

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入場料30元(約450円)を払って見学します。
雪だるまがお出迎え。

 

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国旗の赤が映えます。

 

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右側は中国、左側は北朝鮮。
天気が良かったらもっと綺麗だったんだろうなぁ。

 

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北朝鮮。観覧車と……ウォータースライダー?

ちなみに、この観覧車はピクリとも動きませんでした。
冬だからかな?それとも節電でしょうか。

 

丹東でやりたかったこと「北朝鮮を見てみたい!」も無事に達成されました。
3時間前のショックはどこへやら、来て良かったー!という満足感でいっぱい。丹東最高!

 

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1950年、B-29によって破壊されたそうです。


14時21分丹東駅発の電車で帰ります。
現地滞在時間6時間の、半日旅行となりました。

 

大連からだと2時間~2時間半ほどで突きます。
長春からは3時間です。
「ちょっと珍しい所に行ってみたいなー」という方、おすすめですよ。

ただし、冬は長城が開いていない可能性が高いので、ご注意を。